2013年4月26日金曜日

「やぶ医師のひとりごと」 花粉症の治療

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 ◆  やぶ医師のひとりごと    第 377号  ◆
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   2013年4月26日発行 購読者数 8551名
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  <本日のテーマ>  花粉症の治療
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皆さん、こんにちは。

今回から購読して頂いた方、はじめまして。

循環器内科医のDr. Iです。



本日も「花粉症」について。

まずは、先週までの復習。



 ●花粉症とは

  ○花粉症は、スギやヒノキ、シラカバ等の

   植物の花粉が原因で、くしゃみ・鼻水などの

   アレルギー症状を起こす病気。

  ○日本には約2000万人も花粉症の人がいる。

  ○最も多いのは、スギ花粉による花粉症で約8割。

  ○花粉症はアレルギーの一種。

  ○スギの花粉症は、2月上旬から5月初旬位まで。

  ○花粉症の予防はマスク、メガネ等、

   目や鼻から花粉が入りにくいようにする事。



 ●花粉症の症状

  ○鼻の症状

   ▲くしゃみ

   ▲鼻水

   ▲鼻づまり



  ○目の症状

   ▲目のかゆみ

   ▲目の充血

   ▲涙が出る



 ●花粉症のメカニズム

  ○花粉症には免疫、アレルギーが関係している。

  ○本来であれば、免疫は人間の体にとってはプラスだが、

   過剰に反応してマイナスに働く事もある。

   これを、アレルギーと呼ぶ。

  ○アレルギー体質は遺伝する。



「花粉症」というのは、皆さんご存知の通り、

スギやヒノキ、シラカバの花粉が原因で、

春になるとくしゃみや鼻水などが出る病気です。



最も多いのはスギ花粉による花粉症で、2月から5月位まで

花粉症の症状が出てしまいます。



花粉症の症状は、鼻と目の症状がメインで、

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、この3つが三大症状。

これに目のかゆみ、を加え花粉症の四大症状と呼びます。



花粉症には、免疫とかアレルギーが関与しています。

免疫というのは、異物を排除するように、

本来であれば人間の体にとってはプラスなんだけど、

過剰に反応してマイナスに働いてしまうのが、

アレルギーです。

花粉症もその一種ですよ、って話でしたね。



  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆    



それじゃあ、本日も花粉症について。

今日は、「花粉症の治療」についてです。



 ●花粉症の治療

先週書いた通り、花粉症というのはアレルギーの一種、

という事ですから。

花粉症の治療には、アレルギーの薬を主に使います。



薬による治療もいくつかあって、それ以外にも

治療があるので、それぞれ書いていきましょうか。



  ○薬物療法

   ▲初期療法

今まで花粉症じゃなかったのに、急に花粉症になっちゃう、

という事はあるんですけど。

去年までずっと花粉症だったのに、急に治っちゃった、

という事は基本的にありません。



自分が花粉症だったら、今年も春になったら、

くしゃみとか鼻水が出そうだ、って事はわかりますよね。



だから、1,2月とか春になって花粉がたくさん飛ぶ前に、

事前に薬を飲んでしまおう、というやり方があります。

こういうのを、「初期療法」と呼びます。



使う薬は、抗アレルギー薬とか、抗ヒスタミン薬、

と呼ばれる、アレルギーの薬です。



具体的には、花粉が飛散する2週間くらい前から

アレルギーの薬を飲んでもらいます。



花粉症の症状が出る前に、飲み薬を飲む事によって、

花粉症の症状が出るのを遅らすことが出来たり、

症状が出ても軽くなる、そして、使う薬の量が

少なくなる、というような効果が期待できます。



特に重症もしくは、かなり症状が強い中等症の

花粉症の人に有効な治療法ですよ。



   ▲導入療法

花粉症の時期になって、症状が強くなってから行う治療が、

「導入療法」というものです。



使う薬は、初期療法でも内服したアレルギーの薬や、

ステロイドという免疫を抑制するための薬です。

ステロイドは鼻にさす、点鼻薬というタイプのものと、

一時的に飲み薬を飲んでもらう場合もあります。



目が痒い、しょぼしょぼする、といった症状には

抗アレルギー点眼薬を使ったり、それで不十分な時は

ステロイドの目薬を一緒に使う場合もあります。



   ▲維持療法

初期療法や導入療法で症状が改善した場合、

その状態を保つために、薬を使い続けてもらうのが、

「維持療法」です。

花粉が飛散している間は、治療の継続が必要ですよ。



ちなみに、花粉症の飲み薬って、薬局なんかでも

売っているんですけど。

薬局で売っているやつは、だいたい第一世代の

抗ヒスタミン薬と呼ばれるものです。



病院や診療所でも同じ薬が出る場合もあるんですけど、

医師が処方するのは、第二世代の抗ヒスタミン薬か、

第二世代の抗アレルギー薬、という薬が多いです。



何が違うかというと、効果はそんなに変わらないんですけど、

医師が処方する第二世代の方が、眠気が少ないです。



風邪薬飲むと、眠くなったりしますよね。

あれと同じような物質が入っているからです。



それと、薬局で売っている第一世代の薬の方は、

だいたい1日3回飲むひつようがあるんですけど、

第二世代の場合は、1回か2回と量が少なくなります。



  ○減感作療法

先週書いた通り、花粉症というのはアレルギーの一種で、

花粉に対して人間の体が過剰に反応してしまうから、

鼻水やくしゃみ等の症状が出てしまうんですよ。



だったら、花粉症の原因となる花粉を、ほんのちょっとずつ

体の中に入れていって、慣れさせてしまおう。

というのが、減感作療法です。



急に熱いお湯に手を入れたら「熱い」って

手を引っ込めてしまいますよね。

でも、お風呂に入ったままちょっとずつ温度を上げたら、

知らないうちにゆでガエルになっていた、

というような感じです。



毎週、注射しに通って、最低でも数か月、

場合によっては何年もかかる事があるんですよ。

でも、うまくいけば花粉症が完治する事もある治療です。

ただし、必ず治るとは限りません。



最近は、注射のかわりに舌下法といって、

脱脂綿などにアレルゲンを含ませたものを

舌の下に入れる方法もあります。

でも、今のところ効果に関しては、はっきりしていません。



それと、アレルギー物質を少量とはいえ体の中に入れる、

という事ですから、ショックといって急に血圧が下がったり、

呼吸が止まりかけたりする、というように命に関わる

副作用が出る場合もあるので、注意が必要です。



  ○手術療法

鼻の粘膜の一部をレーザーで焼いて、花粉がくっついても

アレルギー反応が起こらないようにする治療です。



鼻水・鼻づまりを抑える治療法で、保険が利くんですけど、

保険外診療として、美容整形クリニックでもやっています。



比較的安全に行う事ができる、と言われていますけど、

粘膜は再生しますから。

一回やったら花粉症が治って、一生大丈夫、

というものではなく、短ければ数か月、

長くても効果は2年程度です。



一般的にはシーズンの1 、2か月前に予防的に行います。



一応、いろいろ書いたんですけど。

花粉症の治療のポイントは、基本的には

アレルギーの飲み薬の薬。



それに加えて、目薬とか鼻にさる薬とかもあるし、

重症の場合は、ステロイドという免疫を抑える薬を

使う場合もありますよ、って話ですわ。



減感作療法とか手術は一般的ではないので、

流し読みしてくれれば良いですよ。



そんな訳で、本日は「花粉症の治療」についてでした。

そいじゃあ、今日はここまで。

いつものように、下にまとめを書いておきまーす。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



【今日のまとめ】  


 ●花粉症の治療

  ○薬物療法

   ▲初期療法

   ▲導入療法

   ▲維持療法

  ○減感作療法

  ○手術療法



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



【編集後記】

花粉症の人は周りに多いでしょうから、

なんとなく薬飲んだり、目薬さしたりしている人も

いるでしょうから、わかったかな。



基本的には、薬の治療だけ覚えれば十分だと思いますよ。



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