仮設外壁で覆われているが大手門側に天守閣が描かれている
仮設建物内は作業が進んでいて綺麗に塗り替えられている
漆喰塗りの体験会で見本の瓦に塗る左官職人 | | なぜ5年もの改修期間を要するのか。それは、外壁に始まり屋根瓦の継目にいたるまでのすべての漆喰を塗り替えるためです(同時に耐震補強も行われています)。来年には、お城全体を覆う仮設の建物が取り除かれ綺麗になった天守閣が見ることができます。ちなみに現在は、改修も佳境に入り漆喰塗りの仕上げの作業を見ることができます。
私が訪れたこの日は漆喰塗りの体験会が行われており、現場の職人さんによる説明、そして実演を見ることができました。施設内には改修作業のひとつひとつを解説するガイドやモニター、解説パネルも設けられており、さらには今ではなかなかお目にかかれない左官職人の作業を生で見ることもできます。改修作業自体をエンタテインメントとしてしまう発想の豊かさは、希代の軍師と呼ばれた官兵衛も驚いているのではないでしょうか。
姫路城は天守閣の他にも、「播州皿屋敷」のお菊井戸や信長の妹お市を祖母とする千姫が住んでいた化粧櫓、侍女達の百間廊下など見所は多数あります。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿