2013年5月9日木曜日

59才男がスッポン8倍を飲むと…/これから桜が楽しめる北海道の名所と沖縄ディープスポットをご紹介【旅まぐ】

2013/05/09 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
旅まぐ
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59才男がスッポン8倍を飲むと…


【今週の旅の目次】
郷愁の原風景

沖縄、その聖なる気だるさ

まぐまぐからのお知らせ

旅まぐ写真館

 
【編集部より】
 今週の『郷愁の原風景』は、桜前線が上陸を果たした北海道のお花見スポットをご紹介。『沖縄、その聖なる気だるさ』では、昭和の香りが色濃く残るディープな市場へと皆さんをご案内します。
 それでは今週も『旅まぐ』をお楽しみください。
 

 3月13日に九州の桜を咲かせ、記録的な速さで北上を続けた桜前線。そのままのスピードで日本列島を駆け抜けるかと思いきや、季節外れの寒波や雪に阻まれて足踏み。なかなか津軽海峡を渡ることができませんでしたが、GW最終日の6日、ようやく北海道上陸を果たしました。

 最初にほころんだのは、道南・松前公園の桜。幕末期に築城された松前城や寺町を含む広大な公園は「日本さくら名所100選」に選定されており、約250種・1万本以上の桜が次々と開花します。最古の木の樹齢は300年。戊辰戦争の激しい攻防戦、そして城が落ちた記憶は、その年輪に刻まれているのでしょうか。

 5月19日までの「松前さくらまつり」の期間中のみ開館されているのが、園内に建つ桜資料館。桜に関するあらゆる資料や桜研究者たちによる病害虫対策レポートなどが展示されています。その横にはさまざまな品種の桜、計480本を集めた桜見本園も。あわせて回ればあなたも桜博士になれること請け合いです。

 江戸時代最末期に徳川家定の命により築造された五稜郭。その星型の城址が公園として整備されており、1600本のソメイヨシノやヤエザクラが咲き誇ります。満開の時期の五稜郭タワーからの眺めは最高の一言。お堀のボートから桜を見上げたあとに、タワー展望台に足を延ばすことを強くおすすめします。

 道路幅が二十間あることに由来する、ひだか町の「二十間道路」。二十間といえば36m、まさに雄大な北海道ならでは。そんな道路を彩る桜並木は7kmにも及び、しかも直線ということもあって「ひと目1万本」と親しまれています。「日本さくら名所100選」「日本の道100選」「北海道遺産」にも選定されている圧巻の景色をぜひお楽しみください。

 場所によっては6月下旬ごろまで桜を楽しむことができる北海道。GWも明けて落ち着きを取り戻しつつある北の大地に出かけてみてはいかがでしょうか。


■ 札幌市 円山公園
札幌のお花見スポットといえばこちら。
京都の円山公園をモデルに造成されたそうです。
■ 旭川市 旭山公園
旭山動物園に隣接。
園内売店のソフトクリームが美味ですよ。
■ 根室市 清隆寺
桜前線のゴール地点といわれる名所。
今年の見ごろは5月25日くらいまでとのこと。
 
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那覇市樋川、農連市場(農連中央市場事業協同組合)
 
 今やおびただしい数の土産物屋が乱立する国際通り。その国際通りにある那覇OPA(ショッピングセンター)から市場本通りというアーケード街に入って行くと100mほどで有名な牧志公設市場があります。ただ、今回ご紹介したいのは、さらにアーケードを突っ切った先、南側一帯の樋川地区にある農連市場です。
 
 ここは戦後のバラック市場がそのまま残るディープな場所。沖縄が日本の南端ではなく東南アジアの北端であることを強く意識させられます。僕が記憶する3、40年前の濃密でまったりとした沖縄カジャー(におい)を残している数少ない場所と言っていいかもしれません。  
国際通り、那覇OPA

 農連市場は、1953年に開設されて以来、ほとんどの店は開設当時のまま、 屋根だけで何もないところで商いをしています。戦後から全く変わらず続けられている市場は、セリではなく、生産者と直接交渉して値段を決める「相対売り」の制度を取っているとのこと。
 

農連市場建物内部

   スタイルがゆるくて、本当に沖縄らしいと思います。活気のピークは午前3時から6時くらいまでだそうですが、僕がうかがった午前10時くらいもいいかもしれないですよ。なぜなら、残っているオバアたちがのんびりユンタク(おしゃべり)していて話しかけやすい時間帯だから。おもしろい話が聞けるかも。
 
 ところで、1953年からそのまま使用しているという木造・トタン屋根建築の市場建物は、琉球大学建築科の学生たちが見学に訪れるほどレアな歴史的建造物です。ただし、かなり木造建物の老朽化が進んでいることから、残念なことにこの農連市場、近年中に取り壊され再開発される予定だそう。新しく建設される大きな建物には、農連市場のほかに商業施設やホテル、大規模な駐車場などが入る予定だとか。
 
 諸々の事情はもちろんあるのでしょうが、この風景が消えてしまうのかと思うと、とてつもなくさびしいですね。何かまた大切なものを失ってしまうような気がします。さあ、この雰囲気が味わえるのもあとわずかかもしれません。  
市場建物外観と傍を流れるガーブ川

 戦後の激動を生き抜いてきた建物と沖縄のオバアたちに会いに、農連市場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
伊波 一志(いは かずし)
1969年、沖縄生まれ。写真家。香川大学法学部卒。
2007年夏、44日間で四国八十八カ所1,200kmを踏破。現在、沖縄県在住で、主に『母の奄美』という作品撮りのため奄美大島を撮影中。家族は、妻と三人の子。

 
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旅まぐ写真館

読者の皆さんと一緒に作るコーナー『旅まぐ写真館』。
今週は埼玉県のりっくさんからの投稿です。
満開の桜が水面に映る1枚。
素敵なお写真、ありがとうございます。


『旅まぐ写真館』では、毎週1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた渾身の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。
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【旅まぐ】 2013/05/09 号(毎週木曜日発行)
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