2012年2月10日金曜日

「やぶ医師のひとりごと」 変形性膝関節症の予防と対処

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 ◆  やぶ医師のひとりごと    第 317 号  ◆
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   2012年2月10日発行 購読者数 9354名
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 <本日のテーマ> 変形性膝関節症の予防と対処
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皆さん、こんにちは。

今回から購読して頂いた方、はじめまして。

循環器内科医のDr. Iです。

★「最小の努力で概略をつかむ! IFRS決算書読解術」
  http://ac-intelligence.jp/ifrs/index.html

公認会計士の望月実さんが、また本を出版されましたよ。

新聞などでも一時話題になった「IFRS」に関する内容です。

IFRSって言葉、普通は知らないですよね。

テレビや新聞なんかでもたまに出てきますけど。

日本語では国際会計基準と訳されたり、

国際財務報告基準と訳されたりしているものです。

日本もアメリカも、独自の会計基準を使っているんだけど、

今の時代、企業はグローバル化していますから。

これからは世界共通の会計基準としてIFRS(国際会計基準)

を日本でも使っていきますよ、っていう話です。

本の中では、住友商事、 BMW、HOYA、などの事例を使って、

IFRSが財務諸表に与える影響を解説していますよ。

興味のある人は、是非どうぞ!

 ○「最小の努力で概略をつかむ! IFRS決算書読解術」
  http://ac-intelligence.jp/ifrs/index.html

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今日も、元気を出して行きますよ〜♪

「変形性膝関節症」について。

まずは、先週までの復習。

 ●変形性膝関節症とは

  ○膝の関節が痛くなって、最終的には変形する病気。

  ○日本に約700万人も患者がいる。

 ●変形性膝関節症の症状

  ○初期の症状

   ▲立ち上がる時とか、体重をかける動作の時に

    「膝の違和感」や、「膝の痛み」が出る。

   ▲しばらく休むと膝の痛みがなくなる事が多い。

   ▲更に進むと、階段昇降時や平地歩行でも痛みが出る。


  ○中期の症状

   ▲痛みがはっきりと自覚できるようになり、

    膝の曲がりが悪くなる。

   ▲しゃがむ、正座をする、という動作がつらくなる。

   ▲更に、炎症が進むと膝の周囲が腫れ、熱を持つようになる。


  ○末期の症状

   ▲更に痛みがひどくなると、日常生活に支障が出る。

   ▲膝をかばって動かさなくなると、

    膝関節の可動域が制限され、関節の拘縮が起こる。

   ▲外見的にも関節の変形が目立つようになる。

 ●変形性膝関節症の種類と原因

  ○一次性変形性膝関節症

   ケガや病気等、はっきりとした原因はない場合。

   変形性膝関節症の9割を占める。

  ▲一次性変形性膝関節症の危険因子

   □加齢、女性

   □筋肉の衰え、肥満

   □膝への負担の大きいスポーツの習慣

   □O脚(おーきゃく)や偏平足など足部の変形


  ○二次性変形性膝関節症

   原因となるケガや病気がある変形性膝関節症。

  ▲二次性変形性膝関節症の危険因子

   □膝周辺の骨折による関節軟骨の損傷

   □靭帯損傷、半月板の損傷

   □膝蓋骨の脱臼、ねんざ

   □慢性関節リウマチ

   □痛風、偽痛風(関節軟骨石灰化症)、など

 ●変形性膝関節症の診断、検査

  ○問診(もんしん)

  ○視診(ししん)、触診(しょくしん)

  ○膝のレントゲン写真、MRI、CT

  ○関節液検査、血液検査

 ●変形性膝関節症の治療

  ○生活指導

   ▲減量、杖を使う

   ▲正座を避ける


  ○理学療法

   ▲運動療法

    1、太ももの筋力アップ

    2、ウォーキング(歩行習慣)

    3、ストレッチ

   ▲温熱・冷却療法

    慢性期の痛みは暖めて、急性期の痛みは冷やす。


  ○薬物療法

   ▲飲み薬(内服治療)

   ▲外用薬:湿布(シップ)、軟膏。

   ▲座薬

   ▲関節内注射


  ○手術療法

   ▲関節鏡視下手術

   ▲高位頚骨骨切り術

   ▲人工関節置換術

「変形性膝関節症」というのは、その名の通り、

膝の関節が変形してしまう病気の事です。

年月が経つほど、徐々に関節に負荷がかかって、

膝の痛み等の症状が出て、最終的には変形していまいます。

変形性膝関節症の症状としては、膝の違和感とか、

労作時の膝の痛み、などが初期には多いです。

だんだん重症になると、痛みも強くなり、膝の曲がりも悪くなり、

膝が腫れたり、膝に水が貯まったりする事もあります。

更に進むと、膝関節が変形し、動きにくくなります。

そいで、変形性膝関節症のほとんどが、ケガや病気等、

はっきりとした原因はない一次性変形性膝関節症です。

高齢者や女性、肥満、O脚、筋肉の衰え、

膝への負担の大きいスポーツの習慣、などがあると、

変形性膝関節症になりやすくなってしまいます。

変形性膝関節症の診断は、基本的には問診、触診、視診と

膝のレントゲン写真なんですけど、場合によってはCTや

MRIを撮る事もあります。

治療は、減量して膝の負担を減らしてもらう、

膝に過度の負担をかけない、等の生活指導。

そして、変形性膝関節症の悪化を防いで痛みを軽減させる、

運動療法や温熱・冷却療法が中心になります。

そういった治療で良くならない人には、

手術を行う事もあるよ、って話でしたね。

    ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

それでは今週も、「変形性膝関節症」について。

本日は、先週に続いて「変形性膝関節症の予防と対策」です。

 ●変形性膝関節症の予防と対策

変形性膝関節症になっちゃったら、治療するしかないですけど。

一番大事なのは、病気にならないための「予防」です。

一番の原因は「加齢」なので、こればっかりはしょうがないけど、

それ以外にも、食生活とか日常習慣とか、そういうのが原因で

変形性膝関節症になる場合もありますから。

これに関しては、ある程度予防する事が可能なんですよ。

そして、変形性膝関節症になっちゃっても、それ以上は

悪化させないために、どうしたら良いのか、

という事に関して、今日は勉強していきましょう。

 ○変形性膝関節症の予防と対策

  ▲膝関節への負担にもなる肥満を改善する。

  ▲膝関節の機能の衰えを予防するために適度な運動を行う。

  ▲長時間立ち続けたり、正座などは極力避ける。

  ▲足に合わない靴などは履かない。

  ▲なるべく風呂に入って、血行をよくする。

  ▲サポーターなどを利用して膝を冷やさないようにする。

  ▲杖を利用する。

  ▲過度の活動やスポーツを避ける。

ざっと見ると、前々回にやった「運動療法」や「生活指導」

なんかと内容が似ていますよね。

まあ、当たり前と言えば、当たり前です。

膝に悪い事、負担のかかる事をやれば変形性膝関節症に

なりやすいし、変形性膝関節症になった後は、膝に悪い事、

負担をかける事をやめて、悪化するのを防ぐ、という事です。

体重が大きいと膝への負担も大きくなってしまいますから、

食事療法を行って、体重を減らすというのは基本になります。

難しいのは、「運動」ですね。

膝を支える太ももの筋肉をつけると、膝の負担を減らす事が

できるので、筋肉はつけた方が良いから、

適度な運動はした方が良いです。

でも、激しい運動をすると、膝に負担がかかって、

変形性膝関節症になりやすくなってしまいます。

正常な膝関節であれば、ウォーキングやジョギングというのは

適度な運動で、体重を減らしたりするのに良いんですが。

膝関節が悪い人は、余計悪くしてしまう場合もあります。

基本的には1日に6000歩〜10000歩くらい歩くことは、

望ましいことですので、膝の痛みがない人は、

できればこの程度の運動はした方が良いですよ。

ただし、歩いてある程度の時間が経つと膝が痛くなる、

っていう人は膝の痛みが出る前には止めて下さいね。

走る時というのは、膝への負担は安静時の何倍もかかるので、

ジョギング自体は膝にはあんまり良くありません。

ただし、膝関節が悪くない人にとっては、とても良い運動で

健康のためにもとても良い事ですから。

走っても全然膝が痛くならない人なら、やった方が良いですよ。

ただし、健康な人でも、1ヶ月に200km以上ジョギングすると、

膝が痛んだり、膝に関節液がたまる頻度が明らかに高まる、

ということが知られていますから。

こういうのは、「過度な運動」、という事になります。

ジャンプ、ストップ、ダッシュ、サイドステップ、

ジグザグに走るなどのスポーツに多い動作も、

膝をひねる可能性が高いので、注意して下さいね!

運動以外にも膝の血行を良くするって事で、

お風呂に入るとか、サポーターをつけるとか。

そういう風にするのも変形性膝関節症の予防、対処になります。

そんな訳で本日、「変形性膝関節症の予防と対処」についてでした。

そいじゃあ、今日はここまで。

いつものように、下にまとめを書いておきまーす。

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【今日のまとめ】

 
 ●変形性膝関節症の予防と対策

  ▲膝関節への負担にもなる肥満を改善する。

  ▲膝関節の機能の衰えを予防するために適度な運動を行う。

  ▲長時間立ち続けたり、正座などは極力避ける。

  ▲足に合わない靴などは履かない。

  ▲なるべく風呂に入って、血行をよくする。

  ▲サポーターなどを利用して膝を冷やさないようにする。

  ▲杖を利用する。

  ▲過度の活動やスポーツを避ける。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【編集後記】

はい。

変形性膝関節症も予防の話になりましたので、

そろそろ終わりまーす。

年を取ったら誰でもなる可能性のある病気なんで、

若い方もポイントだけは覚えておきましょう。

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