しんコロ ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信。 | 僕はこれまで海外生活をしてきた中で、様々な才能を発揮している人たちに会う機会に恵まれたと思います。 おっしゃる通り、僕はカウンセラーでもライフコーチでもないので、僕なりの経験を話したいと思います。 「どうすれば才能を発見できるか?」に対する答えを探す上で、まずは彼らに共通している注目すべき点があります。 彼らは仕事にせよ趣味にせよ、自分がやっていることを「心から愛している」のです。 逆に言うと、好きでもないのに頭脳や努力のみによって才能を開花させているという人は見たことがありません。 NYには科学、音楽、アートなどで活躍している人が様々いますが、僕はそんな中で科学者達には身近に接する機会があります。 「才能のある科学者」は、自分のやっている研究を愛していて、いつもワクワクしています。 未知の発見をすることは容易ではなくストレスもありますが、彼らはそれを成し遂げるために大変な努力をしています。 けれども、好きなことためなのでその努力を苦労とは捉えてなく、どんどんと新しいことを吸収して次の発見に繋げてゆくのです。 そんな彼らは端から見たら天才的で、まさしく才能を開花させているように見えます。 ところが、彼ら本人にとっては「好きこそものの上手なれ」で、自分たちが才能を開花させているという自覚はさほどないと思います。 質問者さん が「誰にも1つは才能を与えられている」とおっしゃっていますが、まさに、自分が好きで没頭できることを見つけられた時が、才能を発見して開花させられる時なのではないでしょうか。 さて、次に「自信」に関してですが、そんな才能を開花させている科学者達でさえ、多くが「自分よりも凄い人たちはいる」「上には上がいる」と思っています。 もし他人と自分を比較しはじめたら、どんなに優秀な人でも(相当無知な自信過剰家でもない限り)絶対に自信を持つことなどできません。 では、どうすれば自信を持てるかということですが、僕は「経験値」だと思います。 自分と他人を比較したら、必ず他人の中には自分に不足しているものを有している人がいます。 けれども逆に、自分にしか経験しえなかったこともあるはずです。 だからこそ、自分が経験してきたことに対しては自信が持てると思うし、逆にそれ以外のことに自信があったとしてもそれは思い込みでしかないと思います。 いずれにしても、才能というのものは他人に見せて虚栄心を満たすことよりも、自分がハッピーになれる何かを見つけられることだと僕は思います。 |
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