井戸 実 株式会社エムグラントフードサービス社長。 寿司職人の修業を経て、数社の会社を渡り歩き26歳で居酒屋を開業。その後ステーキハンバーグ&サラダバーけんを開業し株式会社として創業。『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』では読者からの相談に対しアドバイスやアイディアを提言。 | 会社経営をしていれば、そんなことはコンビニの傘立てにビニール傘を差して入店し、買い物を終えて出ようと思ったら持ち去られていたぐらいのあるあるです。 いきなり来なくなるの最短事例は、入社初日10時に店に入ってランチ営業が終わった後、昼休憩を取らせたらそのまま帰って来なかったというのが最短です。 アルバイトではないですよ。社員採用した子ですよ。 売上を着服した社員の最高金額は250万円ちょっとでした。 250万円以上も着服されて気付かない管理体制だった当社が悪いのですが、後日、本人と母親を事務所に呼び出し「このままだと警察に届け出て逮捕されますよ」と迫ったら、眉毛のない紫のスーツで現れた母親が、悪びれること無く「好きにすればいいさ!」と開き直ったさまは、この世の終わりかと思いました。 で、ここで大事なのは、自分達が被害者だと思うことが一番駄目なことだと思います。 従業員の不正でお金が抜かれたというのは、抜かれた環境を作ってしまった会社が悪いんです。 当社もありとあらゆるケースに遭遇しました。 なのでどういうケースだと現場で不正が起きているか大概わかるようになりました。 なのでそういう不正が起きない環境だったり、労基にチクるぞ、とか言われない環境を作り出すことが経営者の仕事なんだと思います。 頑張りましょう! |
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