2015年4月24日金曜日

やくみつるも大絶賛!50代再び朝に自信。/米国企業で求められるのはオーバーワークが可能な人材なのか?

2015/04/24 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
 
なるほどまぐR
.
まぐまぐ!はオフィシャルメールマガジンをお届けすることによって
無料でメールマガジンを配信するシステムを提供しています。
 
■ やくみつるも大絶賛!50代再び朝に自信。 [PR]
やくみつるも大絶賛!50代再び朝に自信。
 
 
名門校を目指す学生同様、アメリカ社会で求められる人材はオーバーワークを平然とこなす力量がないとダメなのか?

少し雑談じみた質問で申し訳ないのですが、年度末と新年度の狭間でたまった仕事を次々とこなさなねばならぬ状況にあって、ふと先生の『アイビーリーグ』を思い出しました。
名門校を目指す学生は、勉強だけではなくスポーツやボランティアなどをオーバーワーク気味にこなさねばならないということでした。
大学側がそういった人材を欲しがるということは、アメリカ社会で求められる人材もまた山のような煩雑な業務を文句も言わず平然とこなすようなタイプなのでしょうか。
 

冷泉 彰彦
現在、プリンストン日本語学校高等部主任。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を隔週寄稿。アメリカ北東部のプリンストンからの「定点観測」『冷泉彰彦のプリンストン通信』では、政治経済からエンタメ、スポーツ、コミュニケーション論まで多角的な情報をお届け!
アメリカの名門大学にとって「期待する学生像」には、マルチタスク管理能力、つまり種類の異なる、また期限の異なる複数の課題を、しっかり期限までに成果を出すという能力が入っているのは明らかです。

そのために、単に成績がオールAだとか、統一テストが満点だという「だけ」の学生は敬遠され、スポーツ活動、課外活動、ボランティア活動といった「忙しいスケジュール」の中で、成果を出している学生が高評価を得るのです。

では、これは日本で言う「山のような煩雑な業務を文句なくこなす」という人材像と重なるのかというと、少し違うように思います。

まず、アメリカの社会人で、例えばIT企業や金融などで若くして高い地位についている人びとに取っては、確かにマルチタスク管理能力が高いし、その能力を使って忙しく生活しています。
ですが、その「マルチタスク」の中には、夜は家族と過ごし「子供の宿題を見てあげる」とか「子供のサッカーチームのコーチをしている」という「タスク」も入ってきます。

あるいは週末には「自分も町のマラソン大会に出る」とか「社会人のコーラスに参加している」というような活動も入ってくるし、当然ですが、家事の分担も入ってくるわけです。
そうした「トータルの」生活と言いますか、人生の中での「マルチタスク」管理であり、それに成功する人材が評価されるわけです。

仕事に関しては、業務分担が厳格に決まっている社会ですから、「煩瑣な業務」が自分の裁量権のない格好で「次から次に降ってくる」ということはありません。

また繁忙期に業務が集中するような業務設計は嫌いますし、何よりも何でもドンドンIT化しますから、一人当たりの業務量がどんどん増えるということもありません。

大学の教員の場合などもそうです。アメリカの場合は、教員は入試事務にタッチしません。意思決定のための教授会なども、専門委メンバーだけで役員会に上げる方式ですから、何でも全員参加ということはありません。
教員は自分の教育と研究に専念する、その上で業績が出なければクビだし、良い業績を挙げれば終身雇用権が獲得できるというシステムです。

ここで言う「マルチタスク」とは複数の研究プロジェクトを走らせているとか、院の授業と、学部の授業を持って、それぞれに論文審査や講義の準備などのタスクを「質の妥協をせずに」行うということになると思います。

また高校以下の教員も同じで、教務は教務がありますので、クラス運営、授業運営の仕事に専念することになります。

後は、企業でも教育機関でもそうですが、繁忙期に業務のピークが来てもルーチンは何とか回るようになっています。決算も、月次と四半期でちゃんとやっておけば、本決算でバタバタしないで済みますし、学校の場合の学籍管理など新年度の前後の業務も、大体マニュアル化されているので、大騒ぎにはならないのです。

勿論、いわゆるエリート層で、例えば「ITの新製品立ち上げ」とか「金融の企業買収案件の大詰め」あるいは「大規模な破産案件のギリギリの攻防」などというような「完全に非日常の世界」では、猛烈な業務量が発生することがあります。

ですが、そうした場合も、弁護士や会計士、あるいはエンジニアの質量をカネの力で集めて乗り切ることがほとんどで、組織が疲弊するようなオーバーワークを、中堅以下の人に強いるようなことはありません。

少々冗漫なお答えになりましたが、季節的な繁忙期に、相当な知的職業の人が「煩瑣な雑務」に追われるというのとは、アメリカで「マルチタスク管理能力」として期待される遂行能力というのは、少し違うということです。
 
公私を両立するマルチタスク
管理力が高い人が評価される
 
 
■ ご希望限度額300万円以下所得証明書不要 [PR]
ご希望限度額300万円以下所得証明書不要
 
ブログに読者の役に立つ内容を描くなら、ハウツー系のまとめ記事も書くべきなのか?

ブログ執筆にあたって、いわゆるハウツー記事や、まとめ記事についての質問です。ハウツー記事・まとめ記事とは以下のようなものです。
「捨てるべき本、残すべき本を選んでスッキリ! 本棚を整理して部屋をキレイにする10の方法」
「花粉症を和らげたい。今日からできる花粉対策まとめ」
「英文法を基礎からやり直せるiPhoneアプリ10選」
naverまとめやnanapiをはじめ、企業のオウンドメディア、個人ブログまで、いま世の中にはハウツー・まとめ記事が溢れかえっています。
これらはロングテールで検索流入を狙えるのと、ソーシャルでも割と拡散されるようなので、ブロガーにとってはアクセスを増やせる「おいしい」記事のように思えます。
その分野の素人顧客にとっては、ハウツー記事の内容も十分参考になるでしょう。その証拠なのか、Googleでもハウツー記事が検索結果の上位に表示されることが多いです。
しかし、こういった記事が多すぎると、オリジナリティのないつまらないブログになってしまう危険性もあります。
永江さんのブログは2年間読んでいますが、ハウツー・まとめ記事が全然ないので、すごいなぁと思う次第です。
僕は現在英語学習に関するブログを書いているのですが、まださほど訪問者数を増やせていない状況です。
「顧客の役に立つ内容」という観点からすると、ハウツー・まとめ記事をそれなりに書く必要があるのかと感じています。
しかし、安っぽいブログにしたくないため、どの程度ハウツー記事を書くべきか悩んでいます。
ブログを書くという観点から、ハウツー・まとめ記事に関して、永江さんのご見解を教えて下さい。
 

永江 一石
商品開発や集客プロモーションを手がける会社を設立し多くの企業のマーケテイングを行う。『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では読者から寄せられたマーケティングのお悩みに対し具体的な解決策を提示。ネットショップや広報担当を中心に多くの購読者から支持されている。
まとめ記事は記事じゃないと思います。他人の著作物のパクリですね。

しかも中には適当にデタラメのものを集めているのもあって、はっきりいって害毒レベルのも多いです。

ハウツーは、それが自分で編み出したものならいいと思います。わたしも時々書いてますよ。
・Twitterでのフォロワーの集め方
・Facebookページの運用方法
・ソーシャルで失敗しないポイント…などみんなハウツーです。


どこからか持ってくるのじゃなくて、オリジナル、ここが重要だと思うんですよ。

オリジナルなら「役に立つ」と読んだ人は思ってくれます。

そして必ず検証すること。ここが大事です。
 
記事ではなく著作物のパクリ
デタラメな内容のものも多い
 
 
市場で成功するかわからないのに、アプリを開発するのはリスキーではないのか?

中島さんは、早速 Apple Watch 用のアプリを作られたようですが、まだ市場で成功するかどうか分からない製品に向けてアプリを開発するリスクに関しては、どうお考えなのでしょうか?
その製品が市場に受け入れられなかった場合に、せっかくの開発コストが無駄になると思うのですが?
それとも「Apple Watch は市場で成功するに違いない」という確信のようなものをお持ちなのでしょうか?
 

中島 聡
マイクロソフトでWindows95、Windows98、Internet Explorer 3.0/4.0のチーフアーキテクトなどを務めた。現在シアトル在住。「エンジニアのための経営学講座」を中心としたゼミ形式のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では世界に通用するエンジニアになるためのノウハウを分かりやすく解説。
確かにもっともな質問ですが、今回のケースでは、「Apple Watch は市場で成功するだろうから、出遅れないために最初からアプリを作っておこう」という気持ちよりも、「Apple が Apple Watch という面白いデバイスを世の中に出して来るのであれば、魅力的なアプリを作って Apple Watch の市場での成功に協力しよう」という思いの方が強いと思います。

iPhone のリリース時にも同じような行動を取りましたが、その時はあまり意識はしていなかったものの、同じような気持ちだったと思います。

新しいハードウェアは、私のようなソフトウェア・エンジニアにとっては、「作られたばかりの遊び場」のようなものです。他の人たちがどう活用して良いか悩んでいるうちに、さっさと前例を作って、そこを「より楽しい遊び場」にしたいのです。

Apple が開発者向けに提供しているフォーラムを見ると、(iPhone アプリとは違って)限定的な Apple Watch アプリの開発環境に戸惑っている開発者が大半です。そんな中で、Apple Watch の設計思想を読み、与えられた開発環境の中で最高のアプリを作る。これに勝る楽しみはありません。
 
確信はない。成功に協力した
いという気持ちの方が強い
 
 
 
チャッカマン さんの回答
まぐまぐちゃん 読者さんから頂いた回答を紹介するまぐ〜!
読者さん
.
命の輝き。日光を浴びてどんどん成長していく強さを感じさせる。



 
編集部 のコメント
編集部
.
桜は散ってしまいましたが、あとから伸びている新芽もまぶしいくらいに美しいもの。ふと新緑に目を向けるだけで元気をもらえるのは、この時期ならではの特権ですね!

 
みんなの"なるほど"回答大募集!
.
まぐまぐちゃん 次回の質問は、

もし顔を整形するとしたら、
どのパーツをどのように変える?


回答締め切りは【4/28(火)】まで!
みなさんの回答も待ってるまぐよ〜!理由も教えてまぐ〜!
回答を投稿する!
※投稿して頂いた回答の一部を掲載させて頂きます。
 
■ <半額ザクザク>売れ筋健康ドリンクも人気ブランド品もこの価格で!? [PR]
<半額ザクザク>売れ筋健康ドリンクも人気ブランド品もこの価格で!?
 
TOPに戻る
 
 
【なるほどまぐリターンズ!】 2015/04/24 号(毎週金・日曜日発行)
まぐまぐ!はオフィシャルメールマガジンをお届けすることによって
無料でメールマガジンを配信するシステムを提供しています。

配信中止はこちらから
メールアドレスの変更はこちらから
ご意見&ご感想はこちらから
 
発行元 : 株式会社まぐまぐ
広告掲載をご検討の方はコチラよりお問合せください。
配送技術 : 株式会社アットウェア
 
「まぐまぐ」は株式会社まぐまぐの登録商標です。
株式会社まぐまぐは、プライバシーマーク認定企業です。
まぐまぐ
 

0 件のコメント:

コメントを投稿