私は香港に香港人の友人がいるんですが、ずいぶん前、まだサラリーマンだった頃に久しぶりに会った時に、お互いの近況の話になったんです。当時私は営業系のある部門の責任者をやっていたんですが、それを聞いた彼は、「ちょっと待って、どうやってキャリアチェンジをしたのよ?」と驚いたのを覚えています。
確かに彼と一緒に仕事をしていた時というのは、同じIT系とは言え、サポート業務でしたから。普通サポートを生業にしている人が出来るキャリアチェンジって、せいぜいがエンジニアリングに行けるかどうかというところで、それが10年も経たないのになんで営業系の仕事、しかも部門責任者になれるのよ? というのが彼の率直な疑問だったんです。
ちなみにこの人、未だに仕事はITのサポート系で、その中で部下を何人か持っているというキャリアで、たぶん10年後も同じような職種に携わる事になるんだと思います。それが良い悪いじゃ無くてね。
これって欧米的なビジネス観の典型例である事に気付いた人は鋭いです。
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