「おもてなし」ってそういうことなのかしら。と思うことがありました。 先日の日本出張の際、友人に頼まれたお土産を買うため、空港の中のCDショップにチェックイン後、搭乗前に立ち寄りました。 いつものようにガムを噛んで、ほおづえをつきながら、やる気ゼロに見えるアメリカ人店員に探してるCDのタイトルを告げました。 彼はあくびをしながら、「うーん…、わかんねぇな。一緒に探そうぜ」と僕をカウンターの内側に呼び寄せ、ふたりで丸イスに座ってコンピューター上の在庫を検索しました。「ちょっと待てよ、たぶん裏の倉庫に在庫あるかもよ」─。 出会って5分の僕に店番を頼み、ストックを探しに彼はいなくなりました。5分後、何枚かのCDを手にした彼は裏から出てきました。「同じアーティストの他のタイトルはあるんだけどさ。これにしときなよ」─。お礼を言って断ると、「じゃあ、スグ仕入れてやるから、連絡先教えてくれ」と。お土産だから今じゃないと意味がないんだと告げると、「そっか、じゃあ、念のためもう1回探してきてやる」とまた裏の倉庫に─。 態度も言葉遣いも100点満点中、ゼロ点だけど、でも必死で探してくれた。 その便で成田に到着した後、空港内のCDショップで同様の質問をしました。
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