「鳥は歌を覚えるために、神経が生まれかわる!」
そう唱えたのは、アメリカの神経生理学者であるフェルナンド・ノッテボーム氏です。1984年には、
「鳥の歌の学習に関連する脳の部位で、神経細胞が新生している」 「カナリアが毎年新しく歌を覚えるという学習と関係している」
という研究を発表しました。
鳥のカナリアは、毎年春になると、求愛をするために、新しい歌を覚え直して歌うそうです。ノッテボームらはカナリアを用いた実験によって、新たに生み出されたニューロンが古いニューロンと入れ替わる事を示し、このニューロン置き換えが、新しく歌を覚えるという学習と関係している事を明らかにしました。
NHKスペシャルの番組で、ボケないようにするためには、知的な活動をすることが大事であり、新しい歌をうたうことが勧められていました。
もしも鳥と同じことがヒトでも成り立つとしたら、ヒトも同じようにいつまでもセクシーに、色気を持ち、恋心を抱いて、新しい歌をうたうことが脳を若返らせるのかもしれませんね。
≫続きを読む |
0 件のコメント:
コメントを投稿