ロシア軍機による「イスラム国」を中心としたイスラム原理主義勢力の空爆が大きな成果をあげている。10月13日の24時間だけでもイラク北部のイスラム原理主義勢力の支配地域に88回の爆撃を行い、「イスラム国」の軍事拠点86カ所を破壊した。すでに「イスラム国」は多くの軍事車両や地上兵器を失い、半ば壊滅状態にあると見られている。
そのため、「イスラム国」の戦闘員の多くは、ヨーロッパのほか、周辺諸国に逃避し、これらの国々が新たなテロの脅威にさらされる可能性も出てきた。3,000名の「イスラム国」の戦士がヨルダンへと避難したことは広く報道された。
こうしたなか、「イスラム国」のスポークスマンのアブ・モハメッド・アルアバニはインターネットに40分のオーディオメッセージを発表し、世界中の青年はロシアとアメリカに対して聖戦を行うように呼びかけた。メッセージでは特定の攻撃の目標は示されなかったものの、「イスラム国」はロシアをかならず撃つとしている。またアメリカも悪魔と組んだ敵だとし、攻撃するように強く促した。
≫続きを読む |
0 件のコメント:
コメントを投稿