おねしょは、両親を悩ませるのはもちろんのこと、こどもの自尊心も傷つけていることが多く、実は根深い問題と言えます。
夜尿症(おねしょ)は、女の子に比べて男の子に多く、男児では7歳で11%、10歳で5%、女児では7歳で7%、10歳で3%に認められていると言われています。それほど頻度の高い病気であるにもかかわらず、日本では80%の人が医療機関を受診していないと言われており、ヨーロッパなどで治療を受けている子どもとは雲泥の差があります。
その理由には、
「おねしょで病院にかかるのは恥ずかしい。」 「どこに受診したらよいか分からない」
などが挙げられ、病院を受診しようという気持ちが芽生えてもそれを達成させることができないようです。さらに、勇気を出して受診しても、小児科などで「少し様子を見ましょう」と言われてしまったりして、治療が延び延びになってしまうことがあるため結果的に継続的なフォローを受けられないということもあります。
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