米食品医薬品局(FDA)はトランス脂肪酸の原因となる油脂の使用を3年後までに全廃することを決めました。
トランス脂肪酸は、トランス型不飽和脂肪酸とも呼ばれ、人工的に水素を付加して硬化させた製品を製造する過程で発生します。身近なところでは、マーガリンやショートニングに多く含まれます。アメリカではこれらの油脂をパン、ケーキ、ドーナツ、スナック菓子などに広く使っていた経緯があります。
トランス脂肪酸を一定量摂取するとLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増加し、心疾患のリスクを高めるという認識が広がりました。それを受けて2003年以降はトランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国が増えています。
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