2016年11月27日日曜日

_■■東条 ジョージ・ソロスの『再帰的な株価モデル』を3つのバブルで徹底検証!

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ウォーレン・バフェット研究家の東条雅彦(とうじょうまさひこ)です。

メルマガ読者数が7000名を突破しました!

いつも本当にありがとうございます。(当面は1万部達成を目標に頑張ります。)


さて、先月ぐらいから長期金利が上昇してきています。

(2016年7月)-0.3%⇒(8月)-0.1%⇒(9月)-0.1%(10月)-0.5%⇒(11月)0.02%

10年前の2006年の長期金利は1.5%程度でした。

そこから2016年7月に向かって、一貫して下げ続けて、
-0.3%にタッチした所で今回、ようやく反転しました。

近々、FXで長期ドル買いまたは国債ベアファンド5倍の購入を検討しています。

メルマガの11月13日号でも述べましたが、
日本政府のファンダメンタルズは徐々に質の悪いものに変化してきています↓↓


<政府 国債及び借入金現在高/日銀 バランスシート(資産の部)>
⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/e1qb


日銀の国債保有率が40%を超えている状況はもはや異常なレベルです。

政府が日銀に第三者割当増資を行っているように私の目には映ります。

現在、検討中のFXドル買いにしろ、国債ベアファンドの購入にしろ、
この手の取引はタイミングが命です。

ところで、来週土曜日の11月3日、ジム・ロジャーズが来日して、
講演会を開くそうです。

ロジャーズはアベノミクスに強い危機感を表明している著名投資家の一人です。

私は話を聴く価値ありと判断して、その講演会に参加します。

ただ・・・あんまりこういうことを書いてはいけないのかもしれませんが、
別にロジャーズの話を全て鵜呑みにするつもりはありません。
(詳しくは「編集後記」にて。)


本日は予告通り
「ジョージ・ソロスの『再帰的な株価モデル』を3つのバブルで徹底検証!」
をお届けします!

ジョージ・ソロスの再帰性理論シリーズ三部作の最終回となります。

本稿は私のメルマガでは珍しく株価チャートがたくさん出てきます。

図解も参考にしながら、各リンクをクリックして、ソロスの
再帰的な株価モデルが正しいのかどうかをぜひこの目で確かめてください。

※毎度、面倒で申し訳ないのですが、
 本稿における各リンク(【Chart1】〜【Chart4】、【図解1】〜【図解3】)は
 ★全チェック★でお願いします。(無駄なリンクは一切、入れていません。)

編集後記では
『ジム・ロジャーズの農産物ファンドに投資した私の失敗談』
について話しています。

<東条雅彦のオススメ書籍>のコーナーに載せている、
【13の習慣】【大富豪の仕事術】【達成する人の法則】
この3つは私の中で鉄板になっています。

【達成する人の法則】が★セール特価1980円★になっています。

もしよかったら、手に取ってください。

本日も最後までよろしくお願いします。

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■■ ジョージ・ソロスの『再帰的な株価モデル』を3つのバブルで徹底検証!

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▼ジョージ・ソロス発案の再帰的な株価モデルの信憑性


ジョージ・ソロスは書籍『ソロスは警告する』の中で、
発案した『再帰的な株価モデル』なるものを提示しています。

LTV社、オグデン社、テレダイン社の3社の株価チャートを提示して、
このモデルに当てはまっていると主張しています。

前回の内容と重複しますが、
もう一度、「再帰的な株価モデル」をご確認願います。

〜〜〜

書籍『ソロスは警告する』(P125〜126より引用)

◆ジョージ・ソロス発案の再帰的な株価モデル
⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/l6ct

<第1段階>
第一幕、つまり初期段階では、このトレンドはまだ理解されていない。

<第2段階>
続いて訪れるのが、加速段階である。その時にトレンドは理解され、
市販的なバイアスによって強化される。この時点で、すでに株価は
均衡水準から懸け離れてしまっている。

<第3段階>
その後、試練の段階がやって来て、株価は一時的に下落する。

<第4段階>
確立期。もしもバイアスもトレンドもこの試練を克服すれば、
どちらもかつてないほど強くなり、結果的に均衡から懸け離れているはずの
株価が、しっかり確立してしまう。

<第5段階>
だが、いずれは誇張された期待を、もはや現実が支えきれない正念場が
やって来る。

<第6段階>
次が「黄昏(たそがれ)の期間」で、ゲームに参加し続けている者たちも、
自分たちのやっていることの危うさに気づいている。

<第7段階>
とうとう転換点に到達し、
トレンドは一気に下向きになり、バイアスも逆転する。

<第8段階>
その後に発生するのが「暴落(クラッシュ)」として知られる、
破局的な下向きの加速だ。

〜〜〜

確かに上記の3社(LTV社、オグデン社、テレダイン社)は当てはまっています。

ただ、ソロスが準備した株価チャートで「当てはまっている」と言われても
納得いかない人がいるかもしれません。

そこで、本稿では他のバブルをアトランダムに抽出して、
当てはまっているのかどうかを検証していきます。


▼3つの株価モデルから読み解く「再帰的な株価モデル」の特徴


ソロスの提示している「再帰的な株価モデル」の特徴を理解するために
次の3つのチャートを確認願います。


<パターン1:バブルのピークが前半にある>
<パターン2:バブルのピークが中央にある>
<パターン3:バブルのピークが後半にある(再帰的な株価モデル)>
【図解1】⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/ku2h


ソロスはバブルが発生して崩壊する時、<パターン3>になると主張しています。

簡単に言えば、「株価上昇の速度がどんどん上がっていき、
最後にストーンと落ちる」という動きになると言っているのです。

このような形になるのは
人々が最初はなかなか「バブル」だと気がつかないからです。

ファンダメンタルズと市場価格が大きく乖離した所で
初めて「これはおかしい」と目が覚めます。

ソロスの主張している再帰性理論では、次のように人間と現実の間で
永久ループが生じているため、人々の目が覚めるまで突っ切る傾向にあります。

【1】人間が現実を認知する
【2】認知を元に行動する
【3】現実が歪む
⇒【1】に戻る


▼効率的市場仮説と再帰性理論の比較


ソロスは再帰性理論を提唱して、
効率的市場仮説が間違っていることを証明しました。

<効率的市場仮説とは>
1960〜1970年代に米国で提唱されたもので、市場は効率的であり、
どのような情報を利用しても、他人あるいは平均よりも高いパフォーマンスを
一貫してあげることは不可能であるという説です。

効率的市場仮説では「株価は常に全ての情報を反映している」とされています。

つまり、現実と株価はずっと一致していると捉えているのです。

一方、再帰性理論では「常に市場は間違っている」とされています。

もし効率的市場仮説が正しい場合、
毎回、先程のパターン3「バブルのピークが後半にある(再帰的な株価モデル)」
になることはありません。

ソロスは書籍『ソロスは警告する』のP127にて次のように述べています。

『1980年代の途上国債務危機でも、ほぼ同じ変動のパターンが読み取れる。
モデルと同じ、左右非対称の展開だ。
ゆっくりとした開始、成長期に徐々に起きる加速、正念場、そして、
たそがれの期間が続き、ついに破局的な崩壊が訪れる。』

再帰性理論では、徐々に株価と現実が離れていき、気が付いた時には
とても大きな差になって、最後にバブルが崩壊すると、定義づけています。

効率的市場仮説と再帰性理論のバブル崩壊の過程を描いたのが次のイメージです。


<効率的市場仮説と再帰性理論>
【図解2】⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/oxbc


後で検証していきますが、
株価と現実が常に一致しているということはありません。

バブル崩壊の過程では、ソロスが示しているモデルのように、
左右非対称の展開で最も高い山は時間軸の後半に表れます。


▼再帰的な株価モデルの検証


それでは早速、ソロスの示した株価チャート以外で、
暴落したチャートを再帰的な株価モデルに当てはめていきます。

できるだけ馴染み深いバブル崩壊を下記の通り、リストアップしました。

【1】1990年代の日本バブル崩壊
【2】2008年9月15日リーマンショック
【3】2015年中国株の大暴落


【1】1990年代の日本バブル崩壊

第二次大戦終戦直後の復興から続く一連の経済成長を遂げた日本経済は
かつて「東洋の奇跡」と呼ばれていました。

しかしながら、1980年代に入るとバブル経済になってしまい、
1990年代には無残にも崩壊しました。

1988年1月から1990年9月までの日経平均株価が
このように推移していました。


・1988年01月:21,217円
 ↓23ヵ月後↓
★1989年12月:38,916円
 ↓9ヵ月後↓
・1990年09月:20,984円


1988年1月から23ヵ月後に、21,217円からバブル絶頂期の38.916円まで
駆け上がりました。

この後、ほぼ同じ株価の20,984円まで下落したのは、
1989年12月から9ヵ月後でした。

上る速度よりも下る速度の方が約2.5倍、速くなっています。

チャートで確認すると、このことがよくわかります。


<日経平均株価暴落(1988年1月〜1990年9月)>
【Chart1】⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/asza


このチャートの上に正三角形(オレンジ色の線)を載せると、
株価の頂点が正三角形の右側に位置します。

つまり、「パターン3:バブルのピークが後半にある(再帰的な株価モデル)」
と合致する結果になっています。

上昇速度よりも下落速度の方が速いことがわかります。

なお、このバブル崩壊はその後の日本経済に深刻なダメージを与え、
未だに日経平均株価は当時の水準の半値ぐらいに落ち込んでいます。


【2】2008年9月15日リーマンショック


次に2008年9月15日に発生したリーマンショックを見ていきます。

当時、リーマン・ブラザーズは米国第4位の投資銀行でした。

サブプライムローンの高いリスクを背負うことで事業を
拡大させてきたのですが、2008年9月15日に倒産してしまいました。

この後、金融システムが崩壊する直前まで追いやられて、
世界中の株価が強烈な下落に見舞われました。

震源地となった米国のニューヨークダウの値動きは次のようになっています。


・2003年02月:7,864ドル
 ↓56ヵ月後↓
★2007年10月:14,093ドル
 ↓24ヵ月後↓
・2009年05月:7,608ドル


2003年02月の56ヵ月後に7,864ドルから14,093ドルまで上昇しました。

その24ヵ月後の2009年5月には7,608ドルに下落しています。

先程の日経平均株価よりも頂点まで上がるまで時間がかかっていますが、
ほぼ同じ傾向です。

上昇する速度よりも下落する速度の方が約2.3倍の速度になっています。

チャートで確認しても、
ソロスの提示している「再帰的な株価モデル」とほぼ同じ形になっています。


<ニューヨークダウ リーマンショック(2003年2月〜2009年5月)>
【Chart2】⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/8xtv


正三角形をチャートの上に乗せると、
株価の頂点がかなり右側にずれていることが確認できます。

バブルが発生する段階では、正のフィードバックが強化されて、
「現実」と「現実´」が大きく懸け離れてしまいます。

バブルが崩壊する過程では、慌てて自己修正的に負のフィードバックが
かかりますが、今度は負のフィードバックが効きすぎて、
必要以上に暴落してしまうという流れです。



【3】2015年中国株の大暴落


三番目に中国株の大暴落を見ていきましょう。

中国株の大暴落は2015年6月12日に始まりました。

わずかひと月の間に上海証券取引所のA株は株式時価総額の
3分の1を失いました。

連日のように、中国政府が「上海証券取引所の売買を停止した」とか
「信用売りを禁止にした」とか、様々な株価下落防止の施策を
発表していました。

ほとんど反則技のような株価下落防止策に驚いた人も多かったはずで、
まだ記憶に新しい出来事だと思います。

中国政府の賢明な努力にも関わらず、大暴落は止まりませんでした。

上海総合指数の動きを追うと、次のようになっています。


・2014年12月04日:2,899
 ↓6ヵ月後↓
★2015年06月12日:5,166
 ↓2ヵ月後↓
・2015年08月26日:2,927


2014年12月4日から約6ヵ月後の2015年6月12日には、
2,899から5,166まで上昇しました。

たった半年程度で1.7倍も急上昇して、
天井の5,166から「たった2ヵ月」で元の2,927まで下落しました。(43%の下落)


チャートで確認しても、
頂点の2015年6月12日から急落していることがわかります。


<上海総合指数 中国株の大暴落(2014年12月〜2015年8月)>
【Chart3】⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/16v4


現在、上海総合指数は3,200台まで反発して、
最悪期は脱したように見えますが、まだ出口が見えません。


▼ウォーレン・バフェットも密かに「再帰的な株価モデル」を利用していた!?


最後に番外編としてペトロチャイナの株価暴落を取り上げます。

ウォーレン・バフェットは2003年4月にペトロチャイナ株を購入しました。
(推定買値:約23ドル)

その後、2007年6月末の報告書ではまだペトロチャイナ株を保有していて、
2007年9月末の報告書には記載が消えていました。

2007年7月〜9月のどこかの時点で全株を売却したのです。
(推定売値:約185ドル)

約4年の投資で株価が8倍になったのだから、かなりの大儲けです。

タイミングも絶妙でバブルが崩壊する寸前(※)で見事に売り抜けています。

(※)ソロスの提示する「再帰的な株価モデル」の第5段階

ペトロチャイナの株価を追っていくと、やはりこれは明らかにバブルでした。


・2005年09月28日:81ドル
 ↓24ヵ月後↓
★2007年10月17日:263ドル
 ↓12ヵ月後↓
・2008年10月31日:74ドル


チャートで確認しても、見事に「再帰的な株価モデル」になっています。


<ペトロチャイナ株の暴落(2005年09月28日〜2008年10月31日)>
【Chart4】⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/chqn


バフェットはペトロチャイナを売った理由として
「100%バリュエーションに基づいた決定だった(割高だったため、売った)」
と述べています。

(参考:バフェット氏、ペトロチャイナの全保有株を売却 - ロイター)
⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/oowd

もし株価がバブル化している場合、
売却した方が賢明な判断になることもあります。
(ペトロチャイナは完全にそのケースでした。)

バフェットがソロスの再帰的な株価モデルに参考にしているかどうかは
わかりませんが、バブルになっていることを見抜いていました。


▼バフェットもソロスも「効率的市場仮説」をまったく信じていない!


1990年代の日本バブル崩壊、2008年のリーマンショック、2015年中国株の大暴落
等のケースで、見事にソロスの示す「再帰的な株価モデル」と合致しました。

疑り深い人は都合の良いチャートと時間軸を切り抜いて、
再帰的な株価モデルに当てはめているだけと感じた人もいるかもしれません。

もしそう感じたのなら、
一度、他のバブル化したチャートでも確かめてください。

株価が上昇するよりも下落する速度の方が2倍以上、速くなっていることを
確認できるはずです。(=「再帰的な株価モデル」と一致する。)

また反対に、バブル化した株価が上昇するよりも下落する方が
速いのは常識ではないか!?と思いながら、
元々、再帰的な株価モデルの要点を知っていた方もいたかもしれません。

再帰的な株価モデルのポイントは「上昇速度<下落速度」になっている点です。

ゆでガエル現象と同じで、徐々に株価が上昇していく場合、
人々は温度の上昇をなかなか検知できません。

ファンダメンタルズと株価が大きく乖離する地点まで突っ切って、
「これはバブルだ」と気が付いて、慌てて熱湯風呂から飛び出します。

上昇速度よりも下落速度の方が速いのは、
「人間版のゆでガエル現象」が生じているためです。

今回、真面目に検証してみて、見事に全てのケースで
「再帰的な株価モデル」に当てはまっていることが確認できました。

そして、腑に落ちたのです。

「ああ、だから、ソロスはレバレッジをかけた売りで
大儲けするスタイルなのか」と。

レバレッジを使ったポジションを長期間にわたって
維持するのはとてもリスクがあります。

自分の賭けた方向と反対に向かうと、すぐにゲームオーバーになります。

バブル崩壊を狙って「売り」で勝負する場合、バブルを見つけられたなら、
株価が短期間に大きく下落するので、
ソロスの勝ちパターンと相性が良いのです。

ソロスは「バブル」を見抜くために、再帰性理論を使って
現実と株価の乖離が大きくなったタイミングを狙っていきます。

効率的市場仮説では、「株価は常に全ての情報を反映している」ことに
なっていますが、これはおそらくウソです。

現実と株価の距離感は大きくなったり小さくなったりを繰り返しています。

その再帰的な繰り返しがあり、バブルの発生と崩壊があるからこそ、
ソロスは投資で成功したのです。

ペトロチャイナ株の神がかり的な売却で儲けたバフェットも
実は効率的市場仮説をまったく信じていません。

バフェットとソロスは、それぞれ次のように発言しています。


『もし市場が常に効率的だったら、
私は今頃街角に座り込んで物乞いをしているはずです。

ウォーレン・バフェット』


『「市場は常に間違っている」というのは私の強い信念である。
市場参加者の価値判断は常に偏っており、
支配的なバイアスは価格に影響を与える。
私が確かに人より優れている点は、私が間違いを認められるところです。
それが私の成功の秘密なのです。

ジョージ・ソロス』


バフェットはバブルを見つけたら利益確定を行い、
ソロスはバブルを見つけたら売りに行きます。


<再帰性理論(バフェットとソロスの違い)>
【図解3】⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/x93i


スタイルは異なるのですが、バフェットもソロスも効率的市場仮説ではなく
再帰性理論(再帰性な株価モデル)を信じて、行動していることは明らかです。

大切なことなので、強調しておきますが、
成功している投資家は効率的市場仮説なんてまったく信じていません。

「市場は常に間違っている」、
この信念を強く持つことが投資で成功する秘訣なのです。

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<出典>
YAHOO!FINANCE:
・日経平均株価 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/tsu6
・ニューヨークダウ ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/9w76
・上海総合指数 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/u2u0
・ペトロチャイナ ⇒⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/zufq
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■■ 東条雅彦のオススメ本棚

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■■ 編集後記 『ジム・ロジャーズの農産物ファンドに投資した私の失敗談』

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1998年にジム・ロジャーズはRICI(ロジャーズ国際コモディティ指数)
という商品指数を立ち上げました。

エネルギー、産業金属、貴金属、家畜、穀物、ソフト商品など、
幅広い商品を総合的にカバーした指数です。

今までの指数とは違って、全世界の貿易量、消費量などに基づき、
商品品目および構成比率が決められるという特徴があります。

そのため、RICIは原油をはじめとしたエネルギーが
40%近くを占めるという、かなり偏った(しかし、経済実態に沿った)構成に
なっています。

このRICIは1998年8月1日から2007年12月までに326%上昇しました。

2005年に書籍『大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代』がリリースされて
私は大いに感化されました。

これを読んで「これからは商品の時代だー」と、胸を熱くしたものです。

大和証券がこのRICIに連動するファンドを売りに出しました。

私はこの大和証券のファンドに投資したかったのですが、
チャートを見ると、猛烈な勢いで上昇していたので、
高値掴みになることを恐れて、やめました。

当時、ロジャーズは「商品に連動して特に農産物がこれからは上がる」
と主張していて、RICIから農産物市場の動向に特化したRICI-A
という指数も立ち上げていました。

2006年、三貴商事はジム・ロジャーズと直接、交渉した上で
RICI-Aに連動する農産物ファンドの販売を開始しました。

私は早速、口座を作って、
この出来立てホヤホヤの農産物ファンドに300万円程、投資しました。

ところが、私は半年も持たずに、このファンドを手放しました。

20万ぐらい損する状況でしたが、
それでも手を引くべきという思いに駆られたのです。

この投資に「確実に勝てる」という確信を持てなかったのです。

結果的にこの判断は大正解でした!

三貴商事は2012年にこの農産物ファンドを解散しました。

6年間の運用で収支はほぼトントンだったようです。

もし継続して保有していたら、
私はまるまる6年間、資金を凍結していたことになります。

大和証券は今でもRICIに連動する商品ファンドを販売しています。

久しぶりにヤフーファイナンスでチャートを確認すると、
ヤバイことになっていました↓↓


<ダイワ/"RICI(R)"コモディティ・ファンド>
⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/i0ri


この10年間で10,000から3,000まで下落しています。

資産の7割を吹き飛ばす勢いです。(・・・もしかして今が大底か!?)

ジム・ロジャーズといえども「神様」ではありません。

そのことはウォーレン・バフェットやジョージ・ソロスにも
同じことが言えるでしょう。

「こういうこともあるんだよ」ということで、注意喚起しておきます。

(次回に続きます)

・・・編集後記の最後に「東条雅彦のオススメ本棚」のコーナーで
毎週、取り上げている鉄板書籍を1冊、案内させていただきます↓↓

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ぜひ今のうちにゲットしておきましょう♪

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

それでは、また来週、お会いしましょう♪


追伸1:

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★本日のバフェットの名言★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本企業、とりわけこれから事業を立ち上げようとする
日本人への注文があります。

それは、もっと顧客に焦点を当てて欲しいということです。

喜んでいる顧客がいるような事業が失敗することはありません。

あなたを愛する顧客と、あなたに満足する顧客がいれば、
その事業はとても上手くいっているといえます。

そのために、自分の仕事への愛情が大切になるのではありませんか。


ウォーレン・バフェット

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発行責任者:東条 雅彦 (とうじょう まさひこ)
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好きな言葉:「継続は力なり」「夢を見るから、人生は輝く」
      「成功は幸せの鍵ではない。幸せが成功の鍵だ。」

好きなマンガ:「スラムダンク」「鋼の錬金術師」「デスノート」


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